<aside> <img src="/icons/book-closed_gray.svg" alt="/icons/book-closed_gray.svg" width="40px" />
洋画コースでは、一人一人の個性的な作品づくりのために、構想力と表現力を身につけ、「生涯いきいきと描きつづけられること」の素地づくりを教育目標としています。
1年次、2年次の専門教育科目はデッサンと油彩の基礎です。デッサンでは対象を描きながら、形、明暗、量感、空間、構図など造形に必要なさまざまなことについて学びます。油彩では油絵具で描く基礎を重ね、技法や色彩原理についても修得します。ここで大切なのは、絵を描く為に必要な見方や考え方は、手を動かし枚数を重ねるにつれて解ってくるということです。課題をこなすという意識ではなく積極的に取り組んでください。また、テキスト科目の提出作品が再提出になっても、再度チャレンジしてやろうという意欲を持って描いてください。それがテキスト科目をクリアしていくコツともいえます。研究室も最終締切りを考えて指導していきます。
3年次、4年次の専門教育科目では、個性的な表現を探り拡げていきます。それぞれ自分の想いはあっても、どう表現すれば良いかが問題になります。みなさんが提出してくださった課題作品を見ると、描写力の優れた人、色彩感覚の豊かな人、ユニークな発想の人、各々の学生の良さが見えてきます。その特性を個性的な表現に繋げるためには、自分の足元を掘り下げていくとともに、新しいことに挑戦する気概も必要でしょう。
また、提出される作品の中には、アイデアが先行し描き込み不足の作品も目にします。それぞれ事情があると思いますが、自分の造形を掴むためにはここで粘るガンバリが大切になります。
洋画コースのカリキュラムは、テキスト科目とスクーリング科目を連動させるシンプルな形を目指し、更に受講もしやすく工夫しています。通信教育部での学習は自宅学習が中心となります。一人で悩まずに質問票や対面相談の機会を活用し、意義のある学生生活を送るように心がけてください。
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『コースガイド』を使って履修計画をたてましょう
通信教育では通学制と異なり自分で履修プランをたて学習をすすめることが重要です。
入学許可後は、airU学習ガイドやシラバスを確認して履修計画をたてましょう。airUマイページでは履修プランを作成することができます。
本学通信教育課程では「履修登録」がありません。年度途中に新規科目に取り組むことも可能です。
また、履修状況や学習環境の変化によって履修プランをたてなおし、学習をすすめていくことができます。
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