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卒業までに身につけるべき知識・能力を得るための科目がどのように配置されているのか、各科目の関係性を示した図「カリキュラムマップ」を確認し、履修計画の参考にしてください。
・総合教育科目…興味のある科目を自由に履修。必修科目はありません。
・学部共通専門教育科目…興味のある科目を自由に履修。2015年度以降入学生は12単位以上必修。
・芸術学科専門教育科目/歴史遺産コース専門教育科目
→カリキュラムマップを参考にしましょう。
本年度に入学されたみなさんは、カリキュラムマップのうち、まずSTEP1の科目群の入門科目から優先的に履修しましょう。同じ枠内に記載されているテキスト科目とスクーリング科目を並行して学習することでよりいっそう理解を深めることができます。3年次編入学生が2年間で卒業を目指す場合は1年目にSTEP1・STEP2の科目群を中心に履修することに加えて「論文研究Ⅰ-1~2」「論文研究Ⅱ-1~2」も履修してください。
新入生のみなさんはSTEP1の以下の入門科目を初年度に履修するようにしてください。 ・スクーリング科目「歴史遺産学概論」 ・テキスト科目「歴史遺産学Ⅰ-1(信仰と文化の歴史)」 ・スクーリング科目「歴史遺産Ⅱ-1(文化財の保存と活用)」 ・スクーリング科目「文献資料講読」 ・テキスト科目「史料学基礎」 歴史遺産コースの最も基礎的な知識や考え方を授業で学び、それをもとに自宅学習の新たな課題につなげていくという仕組みになっています。学びのステップアップをより効果的なものとします。
①京都の歴史を通じて歴史の基礎を学ぶ科目群 ・テキスト科目「京都学入門」 ・スクーリング科目「京都の歴史」 ・テキスト科目「歴史遺産学基礎講義(京都学)」 なお、適宜、現地フィールドワーク系のスクーリング科目「歴史遺産フィールドワーク1(鎌倉)」、「歴史遺産フィールドワーク2(大原)」、芸術学科スクーリング科目「京都学研修1(平安京と宗教文化)」、「京都学研修2(京都の祭)」を組み合わせると、より実感を持って歴史を学ぶことができます。
②歴史史料を読むための科目群 ・スクーリング科目「文献資料講読」 ・テキスト科目「史料学基礎」 ・テキスト科目「史料講読基礎」 以上の史料系科目はセットで履修することで、史料の基礎について、まずスクーリングで知識・技術を学び、それを自宅学習でテキスト課題に活かすという実践的な学習をもたらします。
コース専門教育科目以外にも、学科専門教育科目、学部共通専門教育科目、総合教育科目が用意されています。これらの科目を合わせて履修することによって、より幅広い知識・教養を身につけることができます。そうすることで、コース関連科目の理解もさらに深まるはずです。 また、一般公開講座「藝術学舎」でもコースの学修に関連する講座が春夏秋冬の四季ごとに開講されています。それらは本学通信教育課程の単位として認定されるものが多数あります。コースの授業とはまた角度が違う多彩な内容になっていますので、各季に公開される講座内容を確認した上で受講されることをお勧めします。