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卒業までに身につけるべき知識・能力を得るための科目がどのように配置されているのか、各科目の関係性を示した図「カリキュラムマップ」を確認し、履修計画の参考にしてください。
・総合教育科目……興味のある科目を自由に履修。必修科目はありません。 ・学部共通専門教育科目……興味のある科目を自由に履修。12単位以上必修。 ・芸術学科専門教育科目/芸術学コース専門教育科目……カリキュラムマップを参考にしましょう。
本年度に入学されたみなさんは、カリキュラムマップのうち、まずSTEP1の科目群の入門科目から履修しましょう。同じ枠内に記載されているテキスト科目とスクーリング科目を並行して学習することで、よりいっそう理解を深めることができます。3年次編入学生が2年間で卒業を目指す場合は、1年目にSTEP1・STEP2の科目群を中心に履修することに加えて、「論文研究Ⅰ-1~2」「論文研究Ⅱ-1~2」も履修してください。
前述のように、新入生のみなさんはカリキュラムマップのSTEP1の入門科目であるスクーリング科目「芸術学研修」「芸術学実践」、そしてテキスト科目「芸術論Ⅰ-1(芸術学入門)」をできるだけ初年度に履修するようにしてください。スクーリングで芸術学の最も基礎的な知識や考え方を学び、それらをテキスト科目で活用するという効果的な学習の流れとなっています。また、同じくSTEP1の芸術学科専門教育科目群のうち、スクーリング科目「芸術学概論」とテキスト科目「芸術学基礎」、スクーリング科目「美術史学概論」とテキスト科目「美術史学基礎」も同年度にセットで履修して、各分野の基礎知識を体系的に身に付けましょう。STEP2では【芸術作品とじっくり向き合う】にある「芸術論Ⅰ-3(芸術鑑賞1日本・東洋)」「芸術論Ⅰ-4(芸術鑑賞2西洋)」は分野は異なれども同じアプローチのテキスト科目ですのでセットで履修しましょう。また、【資料を読み・研究に活用する】にあるスクーリング科目とテキスト科目をセットで履修すると、より高い学習効果を得ることができます(以上、カリキュラムマップの※1~※5参照)。
なお、「芸術学Ⅰ-1」「芸術学Ⅱ-4」は、本学大学院芸術環境専攻の科目を芸術学コースの学生の方にも開放する形態で開講しています。そのため、授業は大学院の学生と一緒に受講することになりますので、初学者向け科目ではありません。
コース専門教育科目以外にも、学科専門教育科目、学部共通専門教育科目、総合教育科目が用意されています。これらの科目を合わせて履修することによって、より幅広い知識・教養を身につけることができます。そうすることで、コース関連科目の理解もさらに深まるはずです。
また、一般公開講座「藝術学舎」でもコースの学修に関連する講座が春夏秋冬の四季ごとに開講されています。それらは本学通信教育課程の単位として認定されるものが多数あります。コースの授業とはまた角度が違う多彩な内容になっていますので、各季に発行されるパンフレットで講座内容を確認した上で受講されることをお勧めします。