1. 履修計画の立て方

卒業までに身につけるべき知識・能力を得るための科目がどのように配置されているのか、各科目の関係性を示した図「カリキュラムマップ」を確認し、履修計画の参考にしてください。

⇒カリキュラムマップを参考にしましょう。

本年度に入学されたみなさんは、カリキュラムマップのうち、まずSTEP1の科目群の入門科目から履修しましょう。同じ枠内に記載されているテキスト科目とスクーリング科目を並行して学習することでよりいっそう理解を深めることができます。3年次編入学生が2年間で卒業を目指す場合は1年目にSTEP1・STEP2の科目群を中心に履修することに加えて「論文研究Ⅰ-1~2」「論文研究Ⅱ-1~2」も履修してください。

2. テキスト科目の履修の効果的な学び方

テキスト科目は指定されたテキストを読んだ上でレポートを書く(そして試験を受ける)科目ですが、テーマによっては取り掛かりにくいこともあるかと思います。いくつかのテキスト科目はスクーリング科目とセットになっていますので、テキストに手を付けにくいような場合は、まずセットのスクーリング科目を受講してみましょう。そうすることで基礎知識が身につきテキストの理解が深まりますし、先にテキストを読んで分からないところがあればスクーリングの教員に質問することもできます。

「伝統文化基礎講義」………………………… 「伝統文化入門」、「伝統文化研修」

「伝統文化論Ⅰ-1(和歌連歌)」……「詩歌と日本文化」

「伝統文化論Ⅰ-2(中世芸能)」……「伝統芸能の諸相」

卒業要件を満たすためにテキスト科目は避けて通れません。最初は文章の読み方、書き方がよく分からないかもしれませんが、テキスト科目をいくつかこなすと必ず上達しますので、できるだけ早いうちから取り掛かるようにしましょう。

なお、「伝統文化Ⅱ-4(伝統文化の諸問題)」は、本学大学院芸術環境専攻の科目を和の伝統文化コースの学生の方にも開放する形態で開講しています。そのため、初学者向け科目ではありません。

3.コース専門教育科目以外からも学ぶ

コース専門教育科目以外にも、学科専門教育科目、学部共通専門教育科目、総合教育科目が用意されています。これらの科目を合わせて履修することによって、より幅広い知識・教養を身につけることができます。そうすることで、コース関連科目の理解もさらに深まるはずです。