はじめに

1. 【新入生の皆さんへ】学習をはじめるにあたって

2. 【在学生の皆さんへ】2025年度からの変更事項と注意点

3. 学習を進めるにあたって

4. 卒業制作着手要件・卒業要件

5. 専門教育科目一覧

6. カリキュラムマップ

7. 履修条件図

8. スクーリング日程

9. 履修モデル

10. 専門演習テキスト科目(TW・TX)

11. 専門演習スクーリング科目(S)

12. 染織コース学習道具の紹介

コース専門演習スクーリング科目は、事前学習と2日間(2単位の科目は2日間×2回)の対面授業または遠隔授業で構成される科目です。科目の到達目標に応じて設定される課題に事前課題(科目により事後課題)と授業を通して取り組み、それぞれに作品を完成させます。

履修の推奨順序と前提条件

1年次配当科目 2年次配当科目

基礎から応用へと順に進んでいくステップアップ方式になっています。カリキュラムは1年次科目→2年次科目→3年次科目の順で受講していただくことを想定しています。

また、以下の科目はまずデザインを考え、制作したデザイン・サンプルを用いて作品を仕上げるものや、連続して受講することを想定した科目であるため、以下の順でできるだけ同一年度内に受講するようにしてください。

・「染織Ⅰ-2(藍色絞りの浴衣をデザインする)」→「染織Ⅰ-3(藍色絞りの浴衣を染める)」

・「染織Ⅲ-2(型染のハンカチと誕生月のカレンダーをデザインする)」→「染織Ⅲ-3(型染のハンカチと誕生月のカレンダーを染める)」

・「染織Ⅳ-1(絣の基本を知る)」→「染織Ⅳ-2(絣の工程を知る)」→「染織Ⅳ-3(絣の布を織る)」

・「染織Ⅴ-4(絹を知る)」→「染織Ⅴ-15(絹を織る)」

3年次配当科目

・履修の前提条件は下表<スクーリング科目の履修の前提条件>を参照。

・「染織V-1〜4」(各2単位)から2科目、「染織V-7・8・15」(各1単位)から2科目を選択し履修してください。 6単位上限の為、計画的に履修するようにしてください。詳細は 5. 専門教育科目一覧(本誌p.10)参照。

・卒業制作で織の着物に取り組む場合は「染織V-4」「染織V-15」を受講すること。

4年次配当科目

・「卒業制作1〜3」は前年度までに「卒業制作着手要件」を、「卒業制作4〜6」はスクーリング申込までに履修の前提条件を満たしておく必要があります。

・「卒業制作」は染(染技法での制作)・織(織技法での制作)のいずれかを選択してください。なお、各回同技法を選択してください。

・卒業制作の単位認定は、「卒業制作1〜6」合わせて6単位一括認定となります(最終的には「染織演習Ⅳ」(4単位)と合わせて10単位一括認定となります)。

<スクーリング科目の履修の前提条件>

年次 履修の前提条件 備考
1年次科目 なし 推奨の履修順
「染織Ⅰ-2」→「染織Ⅰ-3」
※上記組み合わせは、同一年度内の受講が望ましい。
2年次科目 なし 推奨の履修順
「染織Ⅲ-2」→「染織Ⅲ-3」
「染織Ⅳ-1」→「染織Ⅳ-2」→「染織Ⅳ-3」
※上記組み合わせは、同一年度内の受講が望ましい。
3年次科目 スクーリング申込までに
「染織演習Ⅱ-1」合格済みであること 「染織V-1〜4」(各2単位)のなかから2科目選択必修
「染織V-7・8・15」(各1単位)のなかから2科目選択必修
※卒業制作で織の着物に取り組む場合は「染織V
-4」「染織V-15」を受講すること。
4年次科目
「卒業制作1〜3」 履修の前年度末までに卒業制作着手要件を満たしていること 「卒業制作」は染(染技法での制作)・織(織技法での制作)のいずれかを選択
「卒業制作4〜6」 スクーリング申込までにp「卒業制作4〜 6」の履修の前提条件を満たしていること

①申し込みについて

●申込方法(先行募集)とキャンセル手続き

スクーリング科目は、3ヶ月に1度、開講の前の期に先行募集を行います。airUマイページより申し込んでください。

受講許可が出た後は、キャンセル時期によって10〜100%のキャンセル料が発生しますので注意してください。(参照:airU学習ガイド>スクーリングキャンセル・欠席の手続)

●追加募集申込

定員に空きの無い場合は追加募集されません。必修科目など、受講予定の科目は必ず先行募集で申し込んでください。ただし、キャンセル等が出て定員に空きが出た場合に募集が再開されることもあります。追加募集の有無は、airUマイページで確認できます。

②スクーリングに向けての準備

●スクーリング科目は自宅学習として取り組む事前課題、授業出席と制作課題による総合評価となります。事前課題はシラバスの「課題」欄に記載されていますので、各自スクーリング受講前に必ず確認し、事前課題に取り組み、スクーリング初日、または指定されている日に持参してください。遠隔(Zoomオンライン授業)の受講者はairUからの提出となる場合がありますので、事前に提出期間を確認してください。動画教材や参考資料がある科目もあります。

なお、スクーリング授業は、事前課題が完了していることを前提で進めていきます。取り組んでいない場合や指定の持参物が準備できていない場合は、原則として単位認定の対象となりません。

airUから提出時の注意事項

まずairU学習ガイドでairUを利用した課題提出方法とその注意点を把握しておいてください。

・パソコンやインターネット等のトラブルも含め、課題提出時のトラブルにつきましては、原則、例外的な受付措置はできません。万が一、締切期限の間際にトラブルが生じた場合は質問専用メールアドレス

[email protected]宛に締切当日の13:00までに具体的なトラブル内容を報告してください。トラブル内容を正確に把握するため、電話での連絡は受け付けていません。

●持参物・使用教材

スクーリング科目を受講する際、道具や教材を持参する必要があります。各スクーリング科目のシラバス「受講にあたって」●持参物/準備物に記載していますので受講日までに確認し、用意してください。

③遠隔授業について

遠隔授業では、大学等で対面による授業を受講するのではなく、Zoomを利用して自宅にて、リアルタイムで授業を受講します。事前課題や講義時間も、対面と同じで、授業内容は原則変わりませんので、必ず一人で作品制作してください。

遠隔授業の場合も対面授業と同じく申し込みが必要です。受講方法は各科目のシラバスにて確認してください。受講の際には、使用するパソコンのWebカメラ及びマイク、スピーカーが使用可能であることを確認しておいてください。安定した通信環境が望まれますので、有線LANでの接続を強く推奨します。また、必ずカメラをオンにして受講してください。

オンライン授業のためのZoomマニュアルについては、airU学習ガイド>Web利用>オンライン会議ソフトウェア「Zoom」についてを参照してください。遠隔授業を受講する学生はZoom、PCの基礎操作(チャット、画面共有、画像保存など)ができるように準備しておいてください。スクーリング時にZoomの操作指導は行いません。

④スクーリング受講成立条件と欠席・遅刻・早退の取り扱い

スクーリング科目では「事前課題(事後課題)の取り組み」「2日間(全10講時)の出席」「作品・成果物の完成と発表」が認められることで受講が成立します。

欠席はもちろんですが、遅刻、早退、中抜けも確認された段階で欠席扱いとなり単位認定対象から外れますので十分に注意してください。遠隔授業の場合も同様です。当日、トラブルの発生ややむを得ず欠席する場合は速やかに連絡をしてください。(参照:airU学習ガイド>受講にあたって)